『長期使用製品安全点検制度』ユーザー登録
(所有者票の投函)の代行について

更新日 平成22年1月25日
株式会社 坂入産業
代表取締役 坂入正司

『長期使用製品安全点検制度』とは、長期間使用に伴い劣化(経年劣化)が生じ、それにより安全上の支障、特に重大な危害を及ぼす恐れのある9品目を「特定保守製品」として定め、製品の所有者に対して点検時期をお知らせし、点検を促すことで事故を防止するための制度です。

また、経年劣化による重大事故発生率は高くないものの、事故件数が多い製品5品目を「注意喚起表示」の対象として定め、長期使用時の注意喚起を促す『長期使用製品安全表示制度』も設けられました。

この『長期使用製品安全点検制度』により、メーカーや輸入業者は、販売した製品の点検や保守に関する情報の提供と共に、点検実施体制の整備、点検その他の保守を適切に支援する責務を帯び、所有者に対しては、該当製品のメーカーや輸入業者にユーザー登録を行なう責務および、点検時期に必ず点検を受ける責務を定めています。

ユーザー登録は、メーカーや輸入業者が所有者に対して通知を行なうために、絶対に必要な情報です。また、点検の通知だけではなく、製品に重大な不具合が発見されたときのリコールのお知らせなどにも使われる重要な情報となります。 弊社では、ご購入して頂いた物件のお引渡し時に「特定保守製品」を明確にすると共に、『長期使用製品安全点検制度』についてご説明いたします。また、不備なくユーザー登録を行なうことを不動産販売事業者の責務として捉え、メーカーや輸入業者へのユーザー登録を代行させて頂くこととしました。

皆さまのご協力ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

法定点検は、ユーザー登録を行なったメーカーや輸入業者からの連絡が前提となっております。メーカーや輸入業者からの通知が届いていないのに、突然、点検業者を名乗って訪問に来る不審な業者には十分ご注意ください。

以上

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